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SEO対策は、多くのブロガーにとって難題です。特に初心者ブロガーは、誰かに記事を評価してもらう機会が限られているため、自分のコンテンツがどれだけ検索エンジンに適しているかを知るのは一層困難です。
そんな中、AI技術の進化が新たな解決策を提供しています。それが、ChatGPTのプラグイン「SEO」です。
この記事では、ChatGPTプラグイン「SEO」の機能と実際の使い方、そして実践における効果を徹底検証します。
記事を読めば、ChatGPTプラグイン「SEO」の理解が深まります。
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Contents
はじめに:ChatGPTのプラグイン「SEO」とは?
ChatGPTは、OpenAIによって開発された先進的なチャットAIです。その単独の機能性も驚異的ですが、さらにその能力を拡張するための「プラグイン」があります。
プラグインとは、基本のChatGPTの機能に特定の追加機能やカスタマイズを提供するモジュールのことで、2023,11,25現在、その種類は1000種類を超えています。
今回は、その豊富なプラグインの中でSEOに特化したプラグイン「SEO」を深堀していきます。
CHATGPTプラグイン「SEO」とは、記事のウェブページのSEO(検索エンジン最適化)の状態を評価し、改善点を提案してくれるプラグインです。
具体的には、下記の内容を評価してくれます。
・応答コード: ウェブページのサーバーからの応答コード(例:200, 404, 301など)。
・ロード時間: ウェブページの読み込みにかかる時間。
・タイトルタグ: ウェブページのタイトルタグの内容。
・メタデータ: メタディスクリプションやその他のメタタグの内容。
・ヘッダータグ (H1-H5): ウェブページ内のH1からH5までのヘッダータグの内容。
・画像ファイル名: ウェブページに含まれる画像のファイル名。
・画像のAltテキスト: 画像に設定されている代替テキスト(Altテキスト)。
・Ahrefテキスト: リンクテキスト(アンカーテキスト)。
・Ahrefの外部リンク: ウェブページからの外部へのリンク。
・キーワードの出現: 指定されたキーワードがウェブページの本文やURL内にどの程度含まれているか。
ChatGPTプラグイン「SEO」の使い方
つづいて、ChatGPTプラグイン「SEO」の使い方に解説します。
GPTに、プラグイン「SEO」の使い方を聞いてみました。
GPT
要は、プラグイン「SEO」を有効化して、プロンプトにURLと狙っているキーワードを入れれば、分析してくれるようです。
ChatGPTプラグイン「SEO」を使ってみた
それでは、実際にChatGPTプラグイン「SEO」を使って検証してみましょう。
自サイトの記事を分析してみた
下記のプロンプトを出してみました。
GPT
タイトルやディスクリプションの情報は正しく、抽出できていますが、見出しタグの数は間違っています。ロード時間などは、参考になるけど、改善案はありきたりで、もっと具体的なアドバイスが欲しいのが本音ですね。
もう少し分析してもらいましょう。
下記のプロンプト出してみました。
GPT
答が英語だったので、日本語でお願いしました。
GPTのアドバイスとしては、「本文にキーワードをもっと入れよう」「Altテキストを説明的にしよう」「コンテンツを更新しよう」といった内容ですね。
補足で質問すると、回答してくれます。
次に、他サイトの分析をしてみます。
他サイトの記事を分析してみた
下記のプロンプト出してみました。
GPT
有名ブロガーの記事を分析してもらったんですけど、ありきたりな回答でいまいちピンとこないですね。
初心者ブロガーの記事を分析してもらいましょう。
下記のプロンプト出してみました。
GPT
この方のブログも、SEO対策がしっかりされているようです。初心者ブロガーなら、SEO対策が不十分で、ためになる改善案がもらえるかと期待しましたが、いまいちでした。
結論、ChatGPTプラグイン「SEO」は、ありきたりな改善案しかもらえないので、いらないというのが僕の答えになります。GPTを長く使っているとわかるのですが、GPTは難しいことへの回答は、まだできないんですよね。
だから、どうしてもありきたりな回答しか返ってこなくて、実際に使えるかといえば、「うーん」といった感じです。
おすすめChatGPTプラグインを紹介
つづいて、ChatGPTのプラグインでおすすめのモノをいくつか紹介します。
「Visla」:動画作成
「Visla」は、動画を自動作成してくれるプラグインです。
特別な動画編集のスキルや知識がなくても、簡単な指示やスクリプトを元に、プロフェッショナルな品質の動画を自動生成してくれます。
「Visla」の詳細や使い方を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
「WebPilot」:最新情報の取得
ChatGPTのデメリットの一つが、情報が最新ではないことです。GPT4Turboになり、最新情報は更新されましたが、それでも2023年4月までのデータしか学習していません。
そんなデメリットをクリアしてくれるのが、プラグイン「WebPilot」です。
「WebPilot」は、Webページにアクセスして最新情報を取得できるプラグインです。
「WebPilot」の詳細や使い方を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
「Diagrams: Show Me」:グラフや図の作成
「Diagrams: Show Me」は、これを使うとChatGPTがグラフや図を描けるようになるプラグインです。
「Diagrams: Show Me」描ける図解
・フローチャート
・マインドマップ
・シーケンス図
・クラス図
・ガントチャート
・円グラフ
様々な図解が作れるので、用途はあるかと思います。
「Diagrams: Show Me」の詳細や使い方を知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
まとめ:ChatGPTプラグイン「SEO」は使えない
今回は、ChatGPTプラグイン「SEO」について深堀しました。
検証した結果、残念ながらこのプラグインが提供するSEO対策のアドバイスは、期待していたほどの効果は見られませんでした。
初心者ブロガーにとっては、プラグインの使いやすさとアクセスの容易さが魅力的に映るかもしれませんが、提供されるアドバイスの質は基本的なレベルに留まります。
SEOは非常に複雑で、サイトの構造、コンテンツの質、リンクの構築、そして最新の検索エンジンのアルゴリズムの変更など、多くの要素が関連しています。
ChatGPTプラグイン「SEO」は、これらの複雑な要素に対応するのに必要な深い分析や詳細な戦略を提供するには至っていません。本格的なSEO対策には適していないですね。
とはいえ、AI技術はまだまだ発展途上であり、今後の進歩によっては本格的なSEO対策をしてくれる可能性も十分にあるので、今後の進化に期待しましょう!
今回は以上になります。