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Googleアドセンスにログインすると、下画像のようなメッセージが表示されて焦りませんでしたか?
簡単に言うと、GDPR(General Data Protection Regulation、一般データ保護規則)は、EU(ヨーロッパ連合)で施行された法律です。
この記事では、GoogleアドセンスのGDPRが何であるのか、ブロガーがGDPR設定をすべきか否か、そして具体的な設定方法について詳しく解説します。
GDPR対策をサクッと済ませて、安心してブログ運営に集中しましょう!
僕は、法律の専門家ではないのでここに書いてある情報は絶対ではなく、参考程度に見て頂ければと思います。
Googleアドセンス審査の合格のコツを知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
当ブログで使っているWordpressテーマ
GoogleアドセンスのGDPRとは?
GDPRとは、EEA(European Economic Area/欧州経済領域)における個人情報の取り扱いに関する法的枠組みです。
参考:Googleアドセンスヘルプ(GDPR 同意メッセージについて)
具体的には、欧州連合(EU)とイギリスに住んでいる人々の個人情報をどのように扱うかを定めたガイドラインがあります。
✓ブロガーにとって何が重要?
このガイドラインは基本的にEEA(EU)の居住者を対象としていますが、EEA(EU)からアクセス可能なサイトは、サイトの管理がどの国に基づいていても、対象になる可能性があります。
つまり、日本語で書かれた日本のブログでも、EEA(EU)からのアクセスがある場合は注意が必要です。
✓対象となる可能性のあるサイト
・EEA(EU)居住者向けの情報を公開している
・EEA(EU)の国々やその情報を紹介している
・EEA(EU)のいずれかの国の言語でサイトを公開している
・EEA(EU)からのアクセスがある
✓EEA(EU)の個人情報とは?
GDPRでいう個人情報とは、名前や住所だけでなく、CookieやIPアドレスも含まれます。WordPressを使用しているブロガーの場合、これらの情報をほぼ確実に扱っているため、GDPRの対象になる可能性が高いです。
まとめると、EEA(EU)からの訪問者がいる場合は、GDPRに準拠した運営が必要です。
ブロガーはGDPRを設定すべき?
GDPRを設定しないとどうなるの?罰則があるのか?
・EU圏からアクセスした人には広告が表示されない
・日本からアクセスした人には今までどおり広告が表示される
という状態になるだけです。
なので、EUからのアクセスがない日本人向けサイトには、ほぼ影響は皆無です。
とはいえ、Googleのアルゴリズム的に、「GDPRに対応しないとサイトの評価そのものを下げられて検索順が下がったりするかもしれない」ので、念のため対応したほうがいいでしょう。
※あくまで可能性です。
GDPRの設定方法
それでは、GDPRの設定方法を解説します。
Googleアドセンスにログインしたら、左サイドバーの「プライバシーとメッセージ」をクリックしてください。
次に、GDPRをクリックしてください。
画面中央の「使ってみる」をクリックしてください。
「GDPRメッセージを作成」をクリックしてください。
下画像が表示されるので、各設定をします。
①メッセージの名前:任意でOK
②サイト:クリックして対象サイトを選択してください。※
③言語:日本語を選択
④ユーザーの選択:デフォルトでOK
※サイトの登録時に、ロゴとプライバシーポリシーのサイト追記も必要です。
最後に、右上の「公開」をクリックしてください。
次に、「OK」をクリックしてください。
下の画像のように、設定できます。
以上で、GDPR設定は完了です。
GDPRを設定するとどうなる?
最後に、GDPRを設定するとサイトを訪問した際、どんな表示がでるのかを紹介します。
日本国内からアクセスした場合は、確認メッセージは表示されず、今までと何も変わりません。
EU圏からアクセスした場合は、下記のような、確認メッセージが表示されるようになります。
まとめ:サクッと設定してブログに集中しよう!
今回はGoogleアドセンスのGDPRについて解説しました。
GDPR対応は煩わしく感じるかもしれませんが、実際にはいくつかの基本的なステップを踏むだけで大丈夫です。
重要なのは、GDPRに対応することで、欧州連合(EU)やイギリスからの訪問者にも安心してサイトを閲覧してもらい、法的リスクを避けることができるのです。
こういうことは、気づいたときにサクッと設定を済ませるのがおすすめです。設定を済ませて、あとは安心してブログの執筆に集中しましょう!
今回は以上になります。